庭園

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江戸時代の島原半島で独自の文化が花開いた鍋島藩神代領、時代の変遷を経て積み重ねた歴史の良さを現代の我々に伝える神代小路と鍋島邸住宅

往時の神代鍋島氏を偲ぶ神代小路の旧鍋島邸住宅 長崎県雲仙市にある旧鍋島邸住宅は、神代小路の鍋島陣屋跡に、昭和5年に建てられた近代和風建築の主屋を中心として構成する邸宅です。旧鍋島邸住宅は、主屋と江戸時代後期の隠居棟、長屋門、石塀、明治時代中...
夜泊石

長州藩家老の福原氏の菩提寺、奈良時代からの伝統ある普済寺を再建し「松江山」を継承した禅宗の深さを感じる庭園をもつ宗隣寺

学術的に価値の高い庭園をもつ宗隣寺 山口県宇部市の宗隣寺は、奈良時代に創建され、戦国時代の戦乱で荒廃した普済寺を、江戸時代に長州藩家老の福原氏が菩提寺として再建した寺です。宗隣寺の境内には山口県最古の庭園といわれる池泉庭園があります。長い歴...
庭園

苦難の歴史を乗り越えて継承していった琉球王家の別邸、様々な植物が栄え様々な文化が共存する美しい識名園

日本、中国、琉球の文化が融合した識名園 沖縄県那覇市にある識名園は、1799年に完成した琉球王家の別邸です。当時の琉球王家には3ヵ所の別邸があり、その中でも約1万2千坪あった識名園は最大規模の敷地を誇りました。識名園は、王のオフィシャルな居...
太平洋戦争

戦災で傷つきながらも、現在に幕末・明治の薩摩を伝える旧島津氏玉里邸庭園

往時の薩摩藩を今に伝える庭園 鹿児島県鹿児島市玉里町にある旧島津氏玉里邸庭園は、薩摩藩第27代藩主島津斉興によって1835年に築庭された庭園です。島津氏の別邸として建てられた玉里邸は、広大な大名屋敷でしたが、太平洋戦争時の昭和20年に、米軍...