山口県

下関市

平家滅亡の関門海峡に隣接する神宮、安徳天皇と平家一門の菩提を弔う仏教寺院の歴史を持ち現在に源平合戦を伝える赤間神宮

安徳天皇や平家一門の鎮魂の思いが詰まった赤間神宮 山口県下関市にある赤間神宮は、平清盛の孫にあたる安徳天皇を祀った神社です。安徳天皇は赤間神宮から程近い関門海峡で行われた檀ノ浦の戦いで平家が負け、平家一門とともに入水し、幼くして非業の死を遂...
山口市

表情に富んだ風景が水墨画の世界のように見える池泉回遊式庭園がある毛利隆元の菩提寺、大内氏の庇護のもと雪舟が造ったといわれる雪舟庭がある常栄寺

大内氏の時代に造られた雪舟庭がある毛利隆元の菩提寺 山口県山口市にある常栄寺は、今から約500年前に室町時代後期の守護大名の大内政弘が、画僧雪舟に築庭させたと伝えられる雪舟庭のある臨済宗東福寺派の寺です。雪舟は大内政弘の庇護を受け、山口に居...
天満宮

菅原道真の没後に霊魂が戻ってきたと確信した松崎の地に建てられた天満宮、天神信仰が根付き時代の変遷とともに発展していった防府天満宮

菅原道真との由緒や防府の歴史を今に伝える防府天満宮 山口県防府市にある防府天満宮は、御祭神の菅原道真にゆかりのある天満宮です。学問の神様である菅原道真を祀る防府天満宮には、合格祈願や学業成就で参拝に訪れる人が多く、境内にあるたくさんの絵馬に...
下関市

関門海峡にそびえ立つ地域のランドマーク、当時の革新的な工法で建設され50年経った現在も本州と九州を結ぶ自動車交通の大動脈を担う関門橋

関門海峡に架かる重要な交通インフラで、エリアのランドマーク的存在の関門橋 山口県下関市と福岡県北九州市の間にある関門海峡に架けられた関門橋は、本州と九州を結ぶ陸上交通のインフラの一つとして重要な役割を担っている長大橋です。関門橋は昭和48年...
山口市

維新のふるさと山口に於いて大正時代に建てられた肝いりの近代的な議院建築、旧山口県庁舎と旧山口県議事堂は山口県政資料館として残され国会議事堂の原型とされる建築物の美に圧倒される

山口県庁の敷地にある旧県庁舎と旧県議事堂 山口県山口市にある山口県政資料館は、かつての旧県庁舎・旧県議事堂を利用した資料館です。大正5年に完成した山口県政資料館は、後期ルネッサンス様式を基調としながらも、細部意匠に日本や東洋の手法を取り入れ...
夜泊石

長州藩家老の福原氏の菩提寺、奈良時代からの伝統ある普済寺を再建し「松江山」を継承した禅宗の深さを感じる庭園をもつ宗隣寺

学術的に価値の高い庭園をもつ宗隣寺 山口県宇部市の宗隣寺は、奈良時代に創建され、戦国時代の戦乱で荒廃した普済寺を、江戸時代に長州藩家老の福原氏が菩提寺として再建した寺です。宗隣寺の境内には山口県最古の庭園といわれる池泉庭園があります。長い歴...
アーチ橋

吉川氏が築いた風光明媚な城下町岩国に架かる洗練された橋、敵の脅威に備える防御に重きを置いた城下町に岩国藩の命運をかけて技術の粋を結集して建設された錦帯橋

当時の土木建築技術の粋を集めた錦帯橋 山口県岩国市にある錦帯橋は、江戸時代に岩国城下を流れる錦川の激流に耐えうるために、創意工夫を施して架けられた5連アーチの美しい木造橋です。錦帯橋は、当時の土木建築技術の粋が集められており、精巧さと強度は...