長崎県

庭園

江戸時代の島原半島で独自の文化が花開いた鍋島藩神代領、時代の変遷を経て積み重ねた歴史の良さを現代の我々に伝える神代小路と鍋島邸住宅

往時の神代鍋島氏を偲ぶ神代小路の旧鍋島邸住宅長崎県雲仙市にある旧鍋島邸住宅は、神代小路の鍋島陣屋跡に、昭和5年に建てられた近代和風建築の主屋を中心として構成する邸宅です。旧鍋島邸住宅は、主屋と江戸時代後期の隠居棟、長屋門、石塀、明治時代中期...
島原半島

透明な水の流れに泳ぐ色とりどりの鯉、良質な水に恵まれた島原の観光スポットに成長した鯉の泳ぐまち

色とりどりの鯉が泳ぐ「鯉の泳ぐまち」長崎県島原市にある「鯉の泳ぐまち」は、町並みを流れる約100mほどの水路に鯉を放流している場所で、色とりどりの錦鯉が泳いでいます。「鯉の泳ぐまち」は、当該地域である下新町町内会の人たちが中心となって、...
オランダ坂

外国人居留地の時代に出来た異国情緒あふれる石畳の坂、東山手の地で外国人によって開花した西洋文化の象徴として映るオランダ坂

外国人居留地の時代に造られたオランダ坂長崎県長崎市にあるオランダ坂は、幕末から明治時代にかけて外国人居留地があった山手地区に残っている石畳の坂道です。長崎は三方を山に囲まれ、平地の少ない地形をしています。長崎の市街地は、手狭な平地から斜面地...
亀山社中

坂本龍馬らが長崎を拠点に行動した亀山社中の跡地、龍馬ゆかりの地を訪ねながら幕末の息吹きを感じる亀山社中跡

亀山社中の遺構として伝わる亀山社中跡長崎県長崎市にある亀山社中跡は坂本龍馬をはじめとする20数人により結成した亀山社中の遺構として伝わる建物がある場所です。1865年に薩摩藩や長崎の豪商である小曽根家の援助を受けてできた亀山社中は、日本初の...
佐世保港

佐世保湾口の戦略的重要地に構築された陸戦用堡塁、現在に残る堅固な軍事施設が佐世保の軍港の歴史を語る石原岳堡塁跡

遺跡のように現在に残る石原岳堡塁跡長崎県西海市にある石原岳堡塁跡は、明治時代に敵国艦隊が佐世保軍港を来襲することに備えて設置された陸戦用の堡塁跡です。昭和4年に堡塁としての軍事的な役割を終えましたが、砲台跡や弾薬庫跡、御影造りの兵隊宿舎跡、...
オランダ

江戸時代初期の国際貿易港平戸に築かれたオランダの貿易拠点、当時の平戸の人々を驚かせた巨大な建物が日蘭交流の発展を象徴した平戸オランダ商館

貴重な文化的復元建物となった平戸オランダ商館長崎県平戸市にあるオランダ商館は、東アジアにおけるオランダの貿易拠点として1609年に建てられた商館を復元したものです。1641年に幕府の命令で取り壊された以降は、船乗りたちの居住地となったりして...
カトリック

長いキリスト教信仰の歴史が積み重なった出津集落、ド・ロ神父と住民の接点が残る出津教会と旧出津救助院

キリスト教信仰の歴史がある出津集落に建てられた出津教会長崎県長崎市の外海地域にある出津教会は、明治時代のキリスト教解禁後、ド・ロ神父の指導のもとに建てられたカトリックの教会です。出津教会のある出津集落は、江戸時代のキリスト教禁教政策で、厳し...

古くから交易の盛んだった平戸に築かれた平山城、松浦党の流れをくむ平戸松浦氏の歴史が重なって見える壮大な規模の平戸城

松浦氏が築城した平戸城長崎県平戸市にある平戸城は、平戸港に突き出た標高約53mの亀岡山に築城された平山城です。別名亀甲城と呼ばれ、三方を海に囲まれた天然の要害に立地している平戸城は、平戸港や出入りする船舶、平戸大橋、寺院、教会など平戸を代表...
キリシタン

江戸時代に松倉氏の経済基盤を度外視した豪壮な近代的城郭を備えた城、島原の乱や噴火などの過酷な歴史を経て市民に愛されるランドマーク的存在の島原城

多くの人々から親しまれている島原城長崎県島原市にある島原城は、松倉重政が江戸時代初期の1625年に築城した連郭式平城です。島原の乱で、島原城とその城下町が大きな被害を受けた時期もありましたが、江戸時代を通して島原藩の藩庁が置かれ、現在の島原...
祭り

江戸時代に創建されて以来長崎の産土神として街の発展を見守ってきた諏訪神社、絢爛豪華な演し物が人々を魅了する諏訪神社の秋季大祭「長崎くんち」

長崎が繁栄した頃を象徴する諏訪神社と長崎くんち長崎県長崎市にある諏訪神社は、江戸時代に創建された多くの人々から親しまれている神社です。長崎の町は、江戸時代に長崎奉行の支配のもとで、諸外国との貿易が行われ、大いに繁栄しました。そして住居や店舗...